<今日の日本株>
8月19日の日本株は、安寄りしたもののその後は上げに転じる動きとなり、日経平均株価の終値は前日比59円53銭高の23110円61銭でした。
TOPIXも小幅高、マザーズ指数は前日に引き続き3%の上昇となりました。
値上がり銘柄2107に対し値下がり銘柄1639とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は72、年初来安値更新銘柄はゼロでした。
ADA指数は68.9%となり、前日の66.6%から上昇しました。上昇トレンド転換銘柄を少し新規買いしたりしました。
<局地的バブルとみておくのが自然か>
個別銘柄をみると、フリー(4478)、Zホールディングス(4689)、日本電子材料(6855)、フィードフォース(7068)、ヤオコー(8279)など、高値更新となる銘柄も目立っています。
また、マザーズ指数の連日の大幅上昇からわかるとおり、中小型成長株が引き続き買われています。
一方、出遅れ銘柄・業績悪化銘柄はあまり強い動きではありません。
現状の動きを見る限り、強い銘柄はとことん強く、連日のように上場来高値を更新しています。一方で全く上がらない銘柄や、ようやく25日移動平均線を少し超えてきた、という銘柄も大量にあります。
したがって、今は全面高の状況ではなく、上がる銘柄とそうでない銘柄が明確になっていて、そのうち上がる銘柄はバブル気味にどんどん上がっている、というのが現状です。
やはり以前から指摘していたように、ITバブルに近い状況になっていると考えられます。2000年前後に生じたITバブル時は、一握りのIT関連、ネット関連銘柄が大きく上昇した一方で、その他大勢の銘柄はさっぱり上がらなかった、局地的バブルの典型例です。
私は幸いなことに、上昇トレンドが続く中小型成長株やIT関連株を大量に保有できていますので、今の流れが続く限りは現状のポジションを維持したいと思っています。
もし、上昇トレンドが続いている銘柄をここから買いたい、という場合は、とりあえず少量にとどめて老いた方が無難かな、と思います。強い銘柄は4ヶ月も上昇を続けていますから、いつ本格的な調整が入ってもおかしくありません。もちろん、バブル状態でここからさらに大きく上昇する可能性もありますが、リスク管理の点からは、すでに4ヶ月も上げつづけ、株価も何倍にもなっている銘柄を今から大量に新規買いするのはお勧めできません。少量買って、あとは調整局面を待つのが、「大きく負けない」ためには重要だと思います。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。