<8月14日の日本株>
週末8月14日の日本株は、前日終値近辺での小動きとなり、日経平均株価の終値は前日比39円75銭高の23289円36銭でした。
TOPIXは小幅安となりましたが、マザーズ指数は大きめの上昇となりました。
値上がり銘柄1792に対し値下がり銘柄1972とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は66、年初来安値更新銘柄はゼロでした。
ADA指数は69.3%となり、前日の59.9%から上昇しました。25日移動平均線割れで一旦売却した銘柄が再度移動平均線を超えたので買い直しをしたものや、新規買いを行った銘柄が結構あったためです。ADA指数はコロナ・ショック後最も高い水準まで到達しました。
<変化の流れ続くか、元の流れに戻るか?>
金曜日のマーケットは、個人的にはかなり良い動きであり、以下のように持ち株の中に高値更新となる銘柄が相次ぎました。ベネフィット・ワン(2412)、エムスリー(2413)、チェンジ(3962)、メドピア(6095)、エラン(6099)、ウエストホールディングス(1407)、ショーボンドホールディングス(1414)、オイシックス・ラ・大地(3182)、オプティム(3694)、ソニー(6758)・・・。
1週間を振り返ると、火曜日と水曜日は業績悪化・出遅れ銘柄のリバウンドが進み、ここまで強かった中小型成長株やIT関連株が下落しました。そのため、前者を空売りして後者を買っている私の運用成績も大きくマイナスとなりました。
しかし、木曜日になるとその動きに変化が生じ、中小型成長株やIT関連株が上昇、業績悪化・出遅れ銘柄のリバウンドは一服となりました。
そして引き続き金曜日も木曜日の動きを引き継ぎ、中小型成長株やIT関連株優位の一方、業績悪化・出遅れ銘柄は下落するものが目立ちました。
その結果、私の運用成績は火曜日、水曜日の落ち込みを木曜日、金曜日の上昇で完全に取り戻した形になっています。
このように、足元では中小型成長株やIT関連株が強ければ業績悪化・出遅れ銘柄は弱くなる、というシーソーゲームが続いています。
ただ、個人的には金曜日に私の保有株の多くで高値更新となったことに注目しています。単に火曜日、水曜日の巻き戻しに過ぎないのであれば、高値更新までは至らないと思うからです。
もちろん、まだ決めつけるには早いので、私はもともとの中小型成長株やIT関連株に加え、上昇トレンドになっている業績悪化・出遅れ銘柄もある程度保有しています。その結果、ADA指数はコロナ・ショック後の最高水準まで積み上がっているわけですが、もし今後どちらが買われるのかが明らかになってくれば、もう片方の銘柄を売ることにより、ADA指数もある程度は落ち着いてくると考えています。
いずれにせよ、上昇トレンドが続く限りは保有を続けて利益を伸ばすという原則は変えずに、リスク管理はポジション調整により行っていきたいと思います。日経平均株価が戻り高値を更新していますし、年初来安値更新銘柄はゼロですから、弱気になる局面ではありません。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。