<今日の日本株>
7月30日の日本株は、朝方小高く始まったものの、後場は逆に小安い展開となりました。日系平均57円88銭安の22339円23銭でした。
TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は1%超の上昇となりました。
値上がり銘柄1423に対して値下がり銘柄2338と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は52、年初来安値更新銘柄は51でした。
ADA指数は33.7%となり、前日の29.7%から上昇しました。上昇トレンド銘柄を新たに購入したことなどによるものです。引き続きロング・ショート戦略を継続しています。
<強いものはより強く、弱いものはより弱く>
個別銘柄をみると、エムスリー(2413)、ウエストホールディングス(1407)、Jストリーム(4308)、フィードフォース(7068)、伊藤忠テクノソリューションズ(4739)、イー・ギャランティ(8771)など高値更新となるものもそこそこありました。
一方で、下降トレンドの弱い銘柄は株価下落となるものが多く、年初来安値更新銘柄も50を超えてきました。
昨日の年初来高値更新銘柄が52、年初来安値更新銘柄が51とほぼ同数となっています。こういう事象はあまり起きないのですが、要は上昇トレンドの強い銘柄はより強く、下降トレンドの弱い銘柄はより弱い、ということが鮮明になっているのが現状の日本株なのです。
私自身は、上昇トレンド銘柄を買い、下降トレンド銘柄を空売りしていますので、昨日のように強い銘柄が上がり弱い銘柄が下がるというのは、買いでも空売りでも利益になるので非常にやりやすい動きでした。
決算発表により巨額の赤字決算だったり、久しぶりの赤字転落となる会社が相次いでいますが、それらの会社の株価チャートをみると、決算発表の前からすでに下降トレンドになっていたものが大部分です。
ということは、下降トレンド銘柄を避けておくだけで、決算発表後の株価急落をかなり回避することができるはずです。
外国人投資家が買い上げている相場環境ではありませんので、私も全力で買い向かうことはせず、いつでも逃げられるようにはしていますが、それでも私にとっては比較的戦いやすい相場です。
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