<7月22日の日本株>
連休前7月22日の日本株は、終日軟調な展開となり、日経平均株価の終値は前日比132円61銭安の22751円61銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1372に対して値下がり銘柄2416と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は40、年初来安値更新銘柄は8でした。
ADA指数は44.4%となり、前日の47.1%から少し低下しました。下降トレンド転換の保有株を売却したこと、少し新規空売りを実行したことなどによります。
<警戒も必要だが基本はトレンドに従う>
個別銘柄をみると、エムスリー(2413)、バリューコマース(2491)、ラクーンホールディングス(3031)、マクアケ(4479)など高値更新となる銘柄も相変わらず散見されます。
一方、コロナ悪影響銘柄・割安株は結局少し反発しただけで、軟調な動きに戻ったように感じます。
今は中小型成長株やハイテク・IT関連株といった上昇トレンドの強い銘柄だけを買い、できるだけ利益を伸ばす、という戦略しかないように思えます。
また、その強い銘柄についても、日々崩れかけてくるものが増えているため、注意が必要です。
アメリカ株の中にも、これまで強かった銘柄が決算発表により大きく下落するものが目立っています。日本株も間もなく3月決算企業の第1四半期決算発表がスタートします。
もし、決算発表をきっかけに、大きく値を下げる銘柄が続出するのであれば、かなりの警戒が必要となります。ただ、まだ何も出ていない現時点で過度に警戒するのもどうかと思います。
もし、決算発表による急落のリスクを回避したいのであれば、決算発表前に持ち株を売却する必要があります。ただしこの場合、決算発表で株価が逆に急上昇したときはその上昇に乗れない、という可能性もある点は理解しておきましょう。
もし持ち株が複数単位あるならば、半分だけ売ってもう半分は持ちこし、というのも悪くないと思います。どうなるか分からない場合は、どちらかに張るのではなく、どちらに転んでも良いような方法を取るのが私自身の戦略です。
あとは、買いポジションを膨らませすぎないようにして、ここから大きく値下がりしたときのダメージが多大にならないようあらかじめリスクをコントロールしておくのも一法です。
私自身は、頭の中で警戒心は持ちながらも、上昇トレンド銘柄は上昇が続く限りしっかり保有を続けたいと今のところは思っています。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。