<6月26日の日本株>
週末6月26日の日本株は、終日強い動きとなり、日経平均株価の終値は前日比252円29銭高の22512円08銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄2392に対し値下がり銘柄1420と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は68、年初来安値更新銘柄は2でした。
ADA指数は38.2%となり、前日の38.7%とほぼ変わらずでした。強い銘柄を保有しつつ弱い銘柄を空売りするロング・ショート戦略を実行していて、買い4に対し空売り1の割合となっています。
<二番底か?底割れか?>
個別銘柄をみると、GMOクラウド(3788)、アンリツ(6754)、図研(6947)、日本取引所グループ(8697)、ベルク(9974)など高値更新となる銘柄はそれなりに出ています。
また、金曜日は弱い銘柄の反発も目立ちましたが、トレンドが転換するほどの上昇にはなっていないものがほとんどです。
私の日々のウォッチ銘柄を見る限りは、上昇トレンド銘柄と下降トレンド銘柄がほぼ半々、といったところです。
ところで、商社株、自動車株、鉄鋼株などは6月はじめごろまでの反発の後、25日移動平均線を下回って下降トレンドに転じていますが、ここからの動きは非常に重要です。
つまり、近々下げ止まって再び上昇に転じて二番底を形成するのか、それとも3月安値を割り込んで底割れに向かうのか、という点です。
もし、二番底形成となれば、その後の大きな反転上昇が期待できますし、逆に底割れとなれば日本株全体が再び売られるか、もしくは2000年のITバブルのときのように、中小型成長株やコロナ恩恵銘柄だけが買われ、業績が冴えない銘柄は全然上がらない、という可能性もあります。
私自身は、今の買いポジションは中小型成長株やコロナ恩恵銘柄で、業績が冴えない銘柄を空売りしていますが、もし空売り銘柄の下落が止まり、再度上昇トレンドに転じた場合は、今度はそれら銘柄を買ってみようと思っています。
いずれにせよ、上昇トレンド銘柄は保有を続け、下降トレンドが続くうちは手を出さないようにし、ヤケドを防ぐようにしましょう。外国人投資家が売り越しの中での上昇ですから、いつ下げに転じてもおかしくないと気を引き締めて臨みましょう。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。