<6月19日の日本株>
週末6月19日の日本株は、朝方大きく上げて始まった後は小動きとなり、日経平均株価の終値は前日比123円33銭高の22478円79銭でした。
TOPIXは小幅安、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄2115に対し値下がり銘柄1637とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は61、年初来安値更新銘柄は1でした。
ADA指数は46.5%となり、前日の45.4%から少し上昇しました。上昇トレンド転換や上昇トレンド中の押し目の銘柄を買うとともに、下降トレンド転換の銘柄は売却するという、銘柄入れ替えが中心です。なお、ほんの少量ですが下降トレンド銘柄に空売りを入れています。
<当面全面高にはならないか?>
個別銘柄をみると、年初来高値更新銘柄が61であるにもかかわらず、私の保有銘柄の中では、テクマトリックス(3762)、チェンジ(3962)、Jストリーム(4308)、伊藤忠テクノソリューションズ(4739)、ベイカレント・コンサルティング(6532)、アンリツ(6754)、ヤオコー(8279)など、上場来高値もしくはアベノミクス相場開始後の高値を更新するものが結構あります。
その一方で、一時一斉に反発していた、売られすぎの出遅れ業績悪化銘柄は弱い動きが最近続いています。
コロナ・ショック以降の反発に乗れていない個人投資家も多いようですが、その原因の1つが、株価上昇が続いている中小型成長株やコロナの恩恵を受ける銘柄への投資をしておらず、低PERとか高配当の銘柄や、売られすぎ銘柄への投資をしているからと考えられます。
今の日本株は、外国人投資家も売り越しているように、何でもかんでもあがるような環境にはありません。中小型成長株やコロナ恩恵銘柄、日経平均株価への影響度が高い値がさ株は非常に強い一方、25日移動平均線を割り込んでしまっている銘柄も増えてきています。
2000年前後のITバブル時は、いわゆる「ドットコム銘柄」と呼ばれる一部の銘柄だけが急騰し、それ以外の銘柄は上昇しないどころか逆に下落したものも数多くありました。
今回もそれと同じような動きになる可能性は十分あり、銘柄選択を誤ると全く利益を得られないということにもなりかねません。
個人的には、弱い銘柄を逆張りして株価が上昇するのをいつまでも待つ、というのではなく、強い銘柄に乗り、スケールの大きいバブルを期待する方がよいのではないかと考えています。もちろん、しっかりと銘柄分散し、損切りルールは徹底することは大前提です。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。