多少の調整は歓迎ー2020年6月9日の日本株

<今日の日本株>
6月9日の日本株は、終日軟調な展開となり、日経平均株価の終値は前日比87円07銭安の23091円03銭でした。
TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は上昇しました。

値上がり銘柄1696に対し値下がり銘柄2074とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は48、年初来安値更新銘柄はゼロでした。

ADA指数は45.9%となり、前日の44.0%から少し上昇しました。下降トレンド転換の銘柄を売却する一方、上昇トレンド銘柄の新規買いも実行しています。

 

<循環物色が継続していれば問題なし>
個別銘柄をみると、マクアケ(4479)やベイカレント・コンサルティング(6532)などが高値を更新していますが、中小型成長株は上昇一服、という感じです。

昨日は日経平均株価が下落する一方、マザーズ指数は上昇しており、何かが売られても何かが買われる、という循環物色が継続していて、今のところ理想的な展開です。
日経平均株価の25日移動平均線からのかい離率が10%に達していて、さすがにここからのさらなる急上昇は難しい位置まで上昇しました。しばらくの間、もみ合いなどで日経平均株価はお休みする一方で、個別銘柄は堅調な展開、というのが理想です。

銘柄によっては25日移動平均線からのかい離率が小さくなったり、25日移動平均線を割り込むものも出てきています。
ここから買うのであれば、こうした25日移動平均線からのかい離率が小さいものを選び、25日移動平均線を割り込んだら売るようにすれば、損切りによる損失も小さく抑えることができます。

持ち株については上昇トレンドが続く限り保有、新規購入については25日移動平均線からのかい離が小さければ実行し、25日移動平均線割れで売却、という基本を淡々と続けていけば、上昇相場に乗れ、下落相場に転じてもすぐに売却できます。

「もう天井だ」「バブルは危険」「上がるわけない」と決めつけるのではなく、何も考えずに株価の動きに素直についていくことができる人だけが成果を出せる・・・それが今の相場です。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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