個別銘柄はバラバラの動きー2019年3月19日の日本株

<今日の日本株>
3月19日の日本株は、朝方やや大きめに値下がりしたもののすぐ持ち直し、その後は前日終値付近で推移しました。日経平均株価の終値は前日比17円65銭安の21566円85銭でした。
TOPIXやマザーズ指数も小幅に下落しました。

値上がり銘柄1392に対し値下がり銘柄2289と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は11、昨年来安値更新銘柄は24でした。

ADA指数はマイナス5.7%となり、前日のマイナス10.2%から上昇しました。保有株が25日移動平均線を割れたので売却したもの、上昇トレンドにあるため新規買いしたもの、空売りを買い戻したもの、など色々ありましたがトータルで売りが減り、買いが増加したためです。

 

<日経平均株価が強い動きでも・・・>
個別銘柄をみると、上値を追っているもの、下げ続けるもの、下降トレンドから上昇トレンドに転じるもの、上昇トレンドから下降トレンドに転じるものと、本当にバラバラの動きになっています。

私はこの中から、上昇トレンドの銘柄は買い、下降トレンドの銘柄は空売りをしています。例えばウエルシアホールディングス(3141)、エン・ジャパン(4849)などは下げ続けていますし、ツルハホールディングス(3391)やMonotaRO(3064)は25日移動平均線を割り込み、下向きに向かっているようにみえます。

今年に入ってからの外国人投資家の動きは、「現物売り、先物買い」です。つまり、日経平均先物は買っているが個別銘柄はトータルすると売っているということです。
そのため、日経平均株価は今年に入り強い動きになっている一方、外国人買いが入らない個別銘柄は株価が上昇しませんし、銘柄によっては下げ続けているのです。

日経平均株価の動きにかかわらず、しっかりと個別銘柄の株価のトレンドを注視し、トレンドに沿った適切な行動を取るようにしましょう。それこそが、今後株価が大きく値下がりしたときに自分の資産を守ることにつながりますし、その後やってくるチャンスに乗ることができます。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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