<4月3日の日本株>
週末4月3日の日本株は、朝方高く始まったもののその後はじり安の展開となり、引けにかけて急速に戻しました。日経平均株価の終値は前日比1円47銭高の17820円19銭でした。
TOPIXは小幅下落、マザーズ指数は3%の大幅な下落となりました。
値上がり銘柄892に対し値下がり銘柄2942と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は4、年初来安値更新銘柄は169でした。
ADA指数は2.2%となり、前日の4.7%から低下しました。ロング・ショート戦略を継続していますが、買い銘柄が下落したため売却したことなどが低下の理由です。
<緊急事態宣言発令で株価はどうなるのか>
個別銘柄をみると、ここ最近強かった銘柄群が一斉に売られ、そうした銘柄を多数持っている私はかなりの痛手を受けました。
また、年初来安値更新銘柄が169にも達しています。これは、3月の大暴落時につけた安値をいともあっさりと割り込んでしまっている銘柄がかなり増加していることを表しています。
当面のポイントは、日経平均株価やTOPIXが、3月の安値を守ることができるかどうかです。すでに個別銘柄は割り込んでしまっているものも多いので、指数が割り込んでもおかしくないのですが、例えば緊急事態宣言が発令されて一時的に株価が大きく値下がりするも、日経平均株価やTOPIXが3月安値を守れば、そこからしばらく反発局面に入る可能性は高いと思っています。
ただし、その場合でも、個別銘柄を買うのであれば、3月安値を割り込まなかった銘柄の方が底堅い動きになると思います。底割れしたら撤退、という明確な損切り価格の設定もできますので、やりやすいのではないでしょうか。
もちろん、売られすぎの突っ込み局面を買いで狙うのも良いですが、3月の急落では、それを狙った投資家はことごとく撃沈しましたので、腕に自信のある方以外はお勧めしません。私なら、やるとしても少し株価が反発したところで買って底割れで損切り、というように、失敗したときに損失が大きくならないようルールを設定したうえで実行します。
今後本格化する3月決算企業の決算発表では、非常に悪い数字が出てくると思います。それに対する株価の反応を見てみないことには、さすがに怖くて勝負には行けません。遠くない将来に訪れるチャンスに備え、無理をせず資金を温存しておきましょう。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。