日経平均株価24000円回復ー2020年1月14日の日本株

<今日の日本株>
3連休明けの1月14日の日本株は、終日プラス圏で推移し、日経平均株価の終値は先週末比174円60銭高の24025円17銭と、24000円を回復しました。
TOPIXは上昇しましたがマザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄1867に対し値下がり銘柄は1920とほぼ拮抗、昨年来高値更新銘柄は139、昨年来安値更新銘柄は20でした。

ADA指数は65.0%となり、先週末の63.9%から少し上昇しました。多少の銘柄入れ替えを行っていますが、全般として強気継続には変化ありません。

 

<「株価がおかしい」と思っている人は勝てない>
個別銘柄をみると、神戸物産(3038)、朝日インテック(7747)、イーソル(4420)、アイ・アールジャパンホールディングス(6035)、エレコム(6750)など、高値更新となる銘柄が結構出ています。

一方、全面高の展開とはなかなかいかず、下降トレンドのまま上昇しない銘柄や、逆に下げ続けている銘柄も少なくありません。

やみくもにどの銘柄でもよいから株を持つのではなく、上昇トレンドとなっている強い銘柄に絞って保有をするべきと思います。

ところで、株価を予想する評論家の人たちの今後の株価見通しは見解が分かれているようですが、株価がここから下がると何日も前から言っているある評論家は、ここ数日の株価上昇をみて「株価がおかしい!」と連呼しています。

要するに、自分の見立てでは株価が下がるはずなのに、逆に株価が上がっているので「おかしい」と言っているわけです。

この考え方はとても危険であることが分かるでしょうか。要するに、自分の予想が外れたら全然利益が取れなかったり、大きな損失を抱えてしまうことになるのです。

株価が下がると連呼している評論家を信じている個人投資家は、残念ながら今の株価上昇には乗れていないでしょう。「早く大きく下がらないかなあ。下がったら買うのに・・・」と指をくわえて待っているはずです。

でもそういうときは往々にして株価が下がらなかったり、あるいは株価が下がって喜んで買い向かったら、さらに株価が大きく値下がりして大損をしたりすることになります。

私が何度も何度も言っているように、株式投資では予想をしてはダメなのです。「株価がおかしい」などと言っている人は絶対に株式投資で成功できません。

実際、消費税増税後の景気は悪いです。株価が大きく上がる要素など、常識的に考えて見当たりません。でも、昨年9月以降株価は上昇しているのです。

もし、「消費税増税で景気悪化は間違いない。株価が上がるはずない」と考えた人は、昨年9月以降の株価上昇の恩恵に乗れていないのです。

でも、株価が正しいと信じることができれば、しっかりと今の株価上昇の波に乗れているはずです。

もし、今の株価上昇に乗れていないという方は、根本的に株式投資のやり方を見直した方が良いと思います。そうしないと、今以上の大相場が到来しても、おそらく利益を得ることは難しいでしょう。
簡単なことです。予想はせずに、株価を信じ、株価のトレンドに従って売買するだけです。それができている人は、今のような相場環境で利益が積みあがっていきます。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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