稼げるときにしっかり稼ぐー2019年11月29日の日本株と今週の投資戦略

<11月29日の日本株>
週末かつ月末の11月29日の日本株は、日経平均株価が朝方25000円近くまで上昇するもその後は次第安となり、終値は前日比115円23銭安の23293円91銭でした。
TOPIXも下落、マザーズ指数は小幅上昇となりました。

値上がり銘柄1671に対し値下がり銘柄1974とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は77、年初来安値更新銘柄は4でした。

ADA指数は63.6%となり、前日の63.9%とほぼ変わらずでした。多少の銘柄入れ替えは実行していますが、ポジションを高水準に維持している点には変化ありません。

 

<外人が買い個人が売る>
個別銘柄をみると、下降トレンドの弱い銘柄もありますが、総じて上昇トレンドが続いている銘柄が多数を占めます。
ここ2週間ほどは、マザーズ指数が明らかに強い動きとなり、中小型成長株にも資金が回ってきました。それより前は割安株や景気敏感株が買われていましたから、循環物色がなされていることになります。循環物色により日本株全体の底上げが起こっていることになり、非常に良い動きです。

はっきり言って、足元の相場環境はかなり利益を得やすい状況です。今稼がなくていったいいつ稼ぐの?と思ってしまうほどですが、意外と今回の上昇に乗れていない個人投資家は多いようです。

実際、10月~11月にかけて、外国人投資家は2兆円近く買い越していますが、個人投資家は逆に大きく売り越しています。これはいつもと同じ光景で、株価が大きく上昇するときは外国人投資家が大きく買い越し、個人投資家は逆に大きく売り越します。

せっかく外国人が日本株を買い上げてくれているのに、なぜ個人投資家は逆に株を売ってしまうのか、と不思議でなりません。
個人投資家の90%は負けています。そして、統計から明らかなように、個人投資家は足元の上昇相場で株をどんどん売っています。

足元で株をどんどん売っている個人投資家は失敗し、株を買い増ししている外国人投資家は成功するということです。したがって、外国人投資家と同じ行動をしなければ失敗してしまうのです。

ということは、今は保有株を売るような時期ではなく、外国人投資家が買い上げてくれる中を、上昇トレンドの株をしっかり保有し続けて利益をできるだけ伸ばす時期なのです。

こういうことが理解できていないと、いくら頑張っても株式投資で満足のいく成果を出すことはできませんので十分に気を付けてください。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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