成長株が強かった1週間ー2019年11月22日の日本株と今週の投資戦略

<11月22日の日本株>
週末11月22日の日本株は、日経平均株価が一時23200円まで上昇したものの後場に失速しました。終値は前日比74円30円高の23112円88銭でした。
TOPIXは小幅安でしたが、マザーズ指数は1%超の上昇となりました。

値上がり銘柄2068に対し値下がり銘柄1587とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は103、年初来安値更新銘柄は3でした。

ADA指数は56.8%となり、前日の52.0%から上昇しました。ヘッジ空売りの買い戻しや新規購入を行ったことによります。

 

<今のところ良い展開>
個別銘柄を見ると、ベネフィット・ワン(2412)、ウエルシアホールディングス(3141)、弁護士ドットコム(6027)、ベイカレント・コンサルティング(6532)など成長株の中に高値更新となるものがありました。

また、ヨシムラ・フード・ホールディングス(2884)やnmsホールディングス(2162)など、一時利益が伸び悩んだものの再度増益基調になっているもの、もしくは利益が伸びていないが順調に利益をあげているもので、株価が高値から大きく下落した銘柄の反発が目立っています。言い換えれば、「元成長株」のなかにも強いものが結構あるということです。

一方、先駆して上昇した割安株や景気敏感株は調整が続いており、日本株全体としては過熱感なく上昇を射ているという非常に良い傾向にあります。

私自身、割安株、景気敏感株、成長株、元成長株とバランスよく投資し、あまり決め打ちせずにそこそこの利益が取れればよいと思っています。

11月18日~22日の週は、日経平均株価やTOPIXが調整局面であった一方で、マザーズ指数が大きく上昇しました。私自身のポジションも、マザーズ指数にかなり連動しますので1週間で結構な含み益の増加になりました。それまではあまり利益が伸びていなかったので、成長株にも資金が回ってきたことは非常に喜ばしいことです。

日経平均株価は25日移動平均線近辺で調整含みですが、上昇トレンドが続く強い銘柄はまだまだたくさんあります。そうした銘柄は安易に売却せず、上昇トレンドが続く限り保有を続けて、できるだけ利益を伸ばすことを目指しましょう。今は、それを狙うべき環境だと思います。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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