下降トレンド転換銘柄が増加ー2019年11月14日の日本株

【今日の日本株】
11月14日の日本株は、後場に入り下げ幅を拡大し、日経平均株価の終値は前日比178円32銭安の23141円55銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1005に対し値下がり銘柄2736と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は85、年初来安値更新銘柄は11でした。

ADA指数は50.2%となり、前日の54.6%から低下しました。ピーク時には67.6%でしたから、それに比べるとだいぶ低下しました。下降トレンドに転じた保有株を粛々と売却したことが主な理由です。

 

【短期的には調整入り、超短期的には調整終了?】
個別銘柄をみると、インソース(6200)やカチタス(8919)など、高値更新となる強い銘柄もまだまだありますが、本日も25日移動平均線を明確に割り込む銘柄が目立ち、その数は日々増加傾向にあります。

日経平均株価も5日移動平均線を明確に割り込んでおり、短期的には調整入りの可能性が高まっています。

その一方で、6日騰落レシオをみると数日程度の反発はいつ起こってもおかしくないタイミングにあります。

このように、見方によって色々な解釈ができるので、見るべきポイントは1つに絞っておいたほうがよいです。私であればやはり「25日移動平均線を明確に割り込むかどうか」です。

さすがに銘柄によっては2ヶ月以上上昇を続けているものもあり、一旦は調整が必要な時期にきています。そうした銘柄を無理に保有し続けたりする必要はなく、移動平均線を割り込んだら売り、再度反発して移動平均線を超えたら買い直せばよいわけです。

もし株価が天井をつけているとしたなら、移動平均線を割り込んだ後も下落が続きますから、その間は手を出さなければよいだけです。

相変わらず巷では「日本株はここから急落する!」とか「調整完了で再度上昇へ!」といった投資のプロと呼ばれる人からの様々なコメントが流れていますが、こういう類は一切無視して大丈夫です。

何を信じるかと言えば、全ての投資家の行動の結果作られている株価のトレンドです。余計なことを考えたり、様々な情報を入手すればするほど混乱するだけです。シンプルに、株価のトレンドに従って売買をすれば、こんなに楽なことはありません。

「これからの株価、いったいどうなるの?」といったタイトルの記事を読むよりも、保有株の株価のトレンドをしっかりウォッチし、下降トレンドになったらひとまず売っておく方がよほど失敗の可能性を減らすことができます。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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