<11月1日の日本株>
3連休を控えた11月1日の日本株は、朝方大きく売られて始まったもののその後は下げ渋り、日経平均株価の終値は前日比76円27銭安の22850円77銭でした。
TOPIXは小幅下落、マザーズ指数は変わらずでした。
値上がり銘柄1546に対し値下がり銘柄2139と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は99、年初来安値更新銘柄は8でした。
ADA指数は60.1%となり、前日の59.6%とほぼ変わらずでした。銘柄入れ替えがメインで、あとは決算発表により株価が大きく値下がりして25日移動平均線を割り込んだものを売却したりしています。
<株価の天井を決めるのは評論家ではない>
個別銘柄をみると、マニー(7730)、テクマトリックス(3762)、カチタス(8919)が高値更新となるなど、上昇トレンド銘柄が多数を占めています。
ただし、決算発表を受けて株価が大きく値下がりする銘柄もあり、そうした銘柄は25日移動平均線を割り込んだら私は早急に処分するようにしています。
さて、NYダウやナスダック指数が史上最高値を更新し、日本株にも追い風となっています。日本株も年初来高値更新銘柄が高水準で推移していて、弱気になる必要は今のところありません。
気を付けなければならないのが、株価が順調に上昇してくるとあらわれる「そろそろ天井を付ける」とか「持ち株は売っておくべき」といった、評論家・専門家・投資の達人と称する人によるありがたいアドバイスです。
このような人たちのWeb上でのコメントを目にしてしまうと、どうしても「そろそろ売らないとまずいかなあ」と気になってしまい、結局は売る必要のないタイミングで売ってしまいます。
実際、アベノミクス相場の初期段階でも、日経平均株価が10000円を超えたあたりで、多くの評論家が「株価は上がりすぎ」とか「そろそろ天井をつける」と口にしていましたが、それを信じて保有株を売った個人投資家は、その後の株価の爆騰に乗ることができず、せっかくのチャンスをつかみ損ねてしまいました。
もちろん、評論家の予測のとおり、株価が天井をつける可能性もあります。でも、そうならない可能性もあるのです。だとしたら、私は評論家ではなく、株価のトレンドをみて売り時を決めます。
例え誰がどう言おうと、株価が上昇トレンドの間は持ち続け、下降トレンドになったら売却する。たったこれだけで、株価が大きく上昇する大相場に乗ることができます。
「もうそろそろ天井を付けるかもしれない」ではなく「株価が天井をつける動きとなったのを確認してから売却」とすればよいのですから。天井を付けるかもしれないと思って売った後株価が何倍にも上昇して悔しい思いをしないように気を付けてください。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。