全体は弱含みだが強い銘柄は強いー2019年8月7日の日本株

<今日の日本株>
8月7日の日本株は、終日弱含みの展開でしたが、引けにかけてやや持ち直し、日経平均株価の終値は前日比68円75銭安の20516円56銭でした。
TOPIX、マザーズ指数はいずれも小幅高で終えました。

値上がり銘柄1894に対し値下がり銘柄1774とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は27、年初来安値更新銘柄は60でした。

ADA指数はマイナス6.4%となり、前日のマイナス10.1%から上昇しました。一部空売り銘柄の買い戻しや、新規買いを実行したことによるものです。引き続き、空売りの方が多いロング・ショート戦略を継続中です。

 

<強い株は強く、弱い株は弱い>
個別銘柄をみると、ヒビノ(2469)など高値更新銘柄も散見され、また今回の下落でも上昇トレンドをキープしていた強い株は引き続き強い動きです。一方、下降トレンドの銘柄は、なかなか反発できず下落を続けています。

それでも、6日には680あった年初来安値更新銘柄が、7日には60まで減少していますから、一旦は底打ちしてどこまで戻るかを試す動きになると思われます。
そんな中で強い銘柄は上昇し、弱い銘柄はあまり上昇できない、という動きになるのではないでしょうか。

決算発表シーズンが続いていますが、決算発表をきっかけに、それまでの株価のトレンドが変化するケースもよくあります。発表された業績が好調かどうかと、株価の動きとが矛盾するケースも多々ありますが、あくまでも株価の動きが正しいと仮定して動くのが無難です。くれぐれも、「業績がこんなよいのに株価が下がるなんておかしい!」と意固地になって下げ続ける株を持ち続けるようなことのないようにしましょう。それが個人投資家が失敗する最大の理由である塩漬け株発生の要因となるからです。

引き続き、下方向をにらみながら、ロング・ショート戦略を続け、それぞれの個別銘柄のトレンドに沿った行動をしていきたいと思います。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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