<5月17日の日本株>
週末5月17日の日本株は、日経平均株価が一時21400円近くまで上昇しました。後場は伸び悩んだものの、終値は前日比187円11銭高の21250円09銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄2824に対し値下がり銘柄894と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は94、年初来安値更新銘柄は59でした。
ADA指数は1.0%となり、前日の1.5%とほぼ変わらずでした。引き続きロング・ショート戦略で、上昇トレンド銘柄の買い、下降トレンド銘柄の空売りを行っています。
<株価が落ち着けば強い銘柄は上昇する>
個別銘柄をみると、朝日インテック(7747)、神戸物産(3038)、弁護士ドットコム(6027)、マニー(7730)など上場来高値を更新しているものもいくつか出ています。
上場来高値というのは、それより高い値段で株を買った人が誰もいない状態を表しますので、売り物出にくく株価が上昇しやすいです。そして、当然ですが明確な上昇トレンドにあります。
個人投資家の方に話を聞くと、上場来高値を更新したばかりの銘柄を売却してしまう方が多いですが、これは非常にもったいないと思います。
上場来高値更新銘柄は、いわば青天井に上昇する可能性があり、大きな利益を得られる絶好のチャンスです。
しっかりと利益を伸ばすことを今のうちから身に付けておかなければ、今後来る大相場においても、上昇初期に少しの利益で売却してしまい、大相場の恩恵をあまり受けることができなくなってしまいます。
現在は二極化相場ですから、やみくもに下降トレンドの銘柄を買ったり、値下がりが続く銘柄をじっと持ちこたえるのは禁物ですが、強い銘柄については上昇トレンドが続く限りしっかり持ち続けたいものです。
決算発表シーズンも終わり、突然の急騰・急落の可能性も小さくなっていますから、株価のトレンドに従った売買がしやすくなります。今は勝負すべき局面ではありませんから大きな数量ではありませんが、強い銘柄を保有してできるだけ利益を確保したいと思っています。
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