外国人投資家の利食い売りかー2019年4月18日の日本株

<今日の日本株>
4月18日の日本株は、朝からじり安の展開となり、日経平均株価の終値は前日比187円85銭安の22090円12銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄693に対し値下がり銘柄3035と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は113、年初来安値更新銘柄は87でした。

ADA指数は16.5%となり、前日の26.1%から大きく低下しました。保有株に大きく売られるものが目立ち、売却を進めたことによります。一部空売りも実行しました。

 

<個人投資家は全く儲かっていない>
個別銘柄をみると、18日は幅広い銘柄に売りが入り、大きな陰線を引いたものも目立ちます。どの銘柄もまんべんなく売られているので、これまで買っていた外国人投資家の利食い売りが出た印象です。上昇トレンドの強い銘柄もありますが、一方で日経平均株価が高値から少し下がっただけにもかかわらず、年初来安値更新銘柄が87も出ているのですから、全面高には程遠い展開です。

結局は、日経平均株価の採用銘柄や、個人投資家があまり手掛けない銘柄ばかり強く、それ以外の銘柄は逆に値下がりしているという状況です。

4月12日現在の信用評価損益率が発表されましたが、マイナス14.26%と先週より下がっています。これをみても、個人投資家が全く儲かっていないことが分かります。日経平均株価が強いからと下手に勝負に出れば撃沈するのが今の日本株です。

個人投資家が株式投資で大きく儲けることができるのは全面高のときだけです。それ以外のときは、無理をせず、無謀な勝負にいかず、ポジションをあまり膨らませず、チャンスが来た時にしっかりと乗れるだけの資金を温存しておくのが無難です。
もちろん、上昇トレンド銘柄は保有して問題ないですが、買いポジションはほどほどにしておいたほうがよいと個人的には思います。

 

================

【無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」】

~上位10%の投資家だけが知っている

教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

http://makenaikabushiki.com/lp_mail/

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事