日本株大幅下落ー2019年3月28日の日本株

<今日の日本株>
3月28日の日本株は大きく下落、日経平均株価は一時21000円を割り込むなど大幅安となり、終値も前日比344円97銭安の21033円76銭でした。
TOPIXも下落、マザーズ指数も下落率は小さいながらも下落しました。

値上がり銘柄757に対し値下がり銘柄2988と全面安に近い状態、昨年来高値更新銘柄は12、昨年来高値更新銘柄は66でした。

ADA指数はマイナス7.6%となり、前日のプラス2.8%から再びマイナス圏となりました。保有株の売却や新規空売りを実行したことによります。

 

<株価に振りまわされる動き>
日経平均株価は大幅安となりましたが、個別銘柄ベースでみると、意外と強い動きのものも目立ちます。神戸物産(3038)やGMOペイメントゲートウェイ(3769)などは高値更新となっています。

一方、N・フィールド(6077)、ミマキエンジニアリング(6638)、野村ホールディングス(8604)、商船三井(9104)など下落を続けている銘柄も多々あります。

結局は、日本株全体のトレンドが横ばいになっているので、個別銘柄で見るとバラバラな動きになっているということです。
ですから私は、前者のような強い銘柄は買い、後者のような弱い銘柄は空売りをして、上下どちらかに大きなトレンドが発生するのを待っているという状況です。

昨日は「日本株はかなり強い動き」と書いた翌日にこの下落ですから、非常にやりにくい相場です。上昇トレンドと思って買ったら下降トレンドに転じたり、下降トレンドになったと思って空売りしたらすぐ反発して損切りになったり・・・これも全て、中長期の明確なトレンドが出ておらず、横ばいの動きが続いていることが原因です。

まだ強い動きの銘柄が結構ありますから、昨日の大幅安をもって下降トレンドの大きな流れが始まったとも考えにくいです。
ただ、下降トレンドの弱い銘柄を空売りしておく、少なくとも保有しないようにしておけば、大きな下落が来ても耐えられます。逆に上昇トレンドの強い銘柄を保有しておけば、ここから本格的な上昇が来てもそれなりの利益を得ることができます。

最もやるべきではないのは、中長期のトレンドがはっきりしないのに買いや売りに資金を傾けてしまうことです。それでは博打と同じになってしまいます。

資金を傾けるのは、トレンドがもう少し明確に見えてからでも遅くありません。トレンドが明確でない間は、利益を得る必要はなく、大きな失敗をして資金を減らすことを避けていれば十分です。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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