特段の変化なしー2019年2月21日の日本株

<今日の日本株>
2月21日の日本株は、前場は安くなったものの後場に入ると一転して上昇に転じました。日経平均株価の終値は前日比32円74銭高の21464円23銭でした。
TOPIXは小幅安、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄1837に対し値下がり銘柄1773とほぼ拮抗、昨年来高値更新銘柄は11、昨年来安値更新銘柄は2でした。

ADA指数は20.2%となり、前日の21.5%から少し低下しました。ルール通り、上昇トレンドの銘柄を少量買い、下降トレンド転換の銘柄を売却したことによります。

 

<強い銘柄と弱い銘柄を見極める>
個別銘柄をみると、高値更新銘柄はベネフィット・ワン(2412)などごくわずかですが、25日移動平均線を超えて上昇トレンドになっている銘柄はかなり多いです。

ただ一方で、25日移動平均線を超えられずにいる銘柄や、25日移動平均線を割り込みそうな銘柄もあります。

そして1つ感じるのは、空売りが積み上がっている銘柄、例えば鎌倉新書(6184)などに強い動きのものが目立つということです。おそらく、上昇トレンドの銘柄に逆張りで空売りをしている個人投資家がかなりいるものと想定されます。彼らが踏み上げて株価が急上昇したら、一旦の天井となるかもしれません。

個別銘柄はみんな同じように動くのではなく、強い株と弱い株があります。もしここから反落局面になるとすれば、真っ先に25日移動平均線を割り込む株が出てきます。私のウォッチリストの銘柄の中からそうした銘柄が出てくれば、再度空売りを仕掛けたいと思います。

今回の上昇は、逆に空売りの損切りがあったため個人的には上手く乗れていませんが、そろそろいつ下げに転じても良いように準備はしておきたいと思います。もちろん、上昇トレンドが続く強い銘柄を、今の時点から売ってしまうという必要はありませんが、下降トレンドに転じたものをそのまま持ち続けたり、下降トレンドの銘柄を買うようなことは、本格的な下げに転じた場合致命傷になりかねませんので、十分注意したいものです。

 

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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