日本株の反発どこまで続くか?-2019年1月31日の日本株

<今日の日本株>
1月31日の日本株は上昇し、日経平均株価の終値は前日比216円95銭高の20773円49銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2689に対し値下がり銘柄1007と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は4、昨年来安値更新銘柄は19でした。

ADA指数は17.2%となり、前日の10.4%から上昇しました。上昇トレンドの新規買いや、空売りの買い戻しを行ったことによります。

 

<トータルで見るとなかなか利益にならない相場>
個別銘柄をみると、デジタルアーツ(2326)が高値更新、ベネフィット・ワン(2412)も高値更新間近まで上昇するなど、昨年まで株価上昇が続いていた内需系中小型成長株の中に、再び上値追いの動きを見せているものもわずかですが出現しています。

こうした銘柄は私自身も保有していますが、実際にはこのような動きを期待して投資した内需系中小型成長株の多くは、株価がほとんど上昇しなかったり、逆に値下がりするなどしているため、トータルでみるとなかなか利益になりません。

やはり今はリバウンドの局面にすぎず、高値更新となる銘柄が日々増加するような展開にならなければ、利益をあげるのは難しい相場環境といえます。

デイトレードや短期売買をするならば、今はかなり儲けやすい環境と思いますが、私自身は短期売買はしないので、短期売買に適した銘柄がいくら乱舞したところで関係ありません。

思えば昨年は2月以降株価が大きく下落しました。節分天井という相場格言もありますし、リバウンド終了後の再度の株価下落に十分注意したうえで、「利益を狙いに行く」よりは「大きな損を避ける」方を重視し、無理のない範囲での投資を続けていくつもりです。
個人的には、再び空売りを強めるタイミングを見計らっています。銘柄によっては空売りOKのものもありますが、全体で見れば25日移動平均線を超えているものが多いためまだ早いかな、という感じです。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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