<今日の日本株>
1月23日の日本株は、前日のアメリカ株下落を受け朝方は安く始まったものの一時プラスに転じましたが、引けにかけ押し戻され小幅マイナスで日経平均株価は終わりました。終値は前日比29円19銭安の20593円72銭でした。
TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄1169に対し値下がり銘柄2468と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄はゼロ、昨年来安値更新銘柄は14でした。
ADA指数はマイナス5.7%となり、前日のプラス5.7%から低下してマイナスとなりました。昨日申し上げた通り、空売りを実行してロング・ショート戦略に本格的に移行したことによります。
<結局は短期売買以外はあまり儲からない相場>
個別銘柄をみると、UUUM(3990)の強さが際立っていますが、裏を返せばほとんどの銘柄が上値追いをできておらず、リバウンドの域を出ていないということです。
私は上昇トレンド銘柄を買い、下降トレンド銘柄を空売りするというロング・ショート戦略を再開しましたが、買った銘柄のうち一定数はすぐ失速して損切り、空売り銘柄も一定数は反発して損切り・・・と、仕掛けた結果うまくいくケースと損切りとなるケースをならすと、あまり儲からない、というのが正直なところです。
短期売買やデイトレードであれば、株価が急騰した銘柄を追いかけたりして利益を上げることが比較的容易になっているため、ホクホク顔の人も少なくないでしょうが、昼間仕事をしているため株価を見ることができない個人投資家はそうした銘柄を手掛けることができません。
一方、中長期投資の対象となる好業績銘柄は、まちまちの動きとなっていて、どちらかというと動きが弱い銘柄の方が多いように感じます。
アメリカ株も強いですし、日本株ももう少し上値があるようにも思いますが、それでも弱い銘柄は株価上昇することができないと思います。一方、上値追いをする強い銘柄も限られています。
そうなると、現時点では買いと空売りを両方持つロング・ショート戦略が向いているのではないかと思っています。そのうえで、方向性が上・下はっきりしたら、買いもしくは売りのどちらかにポジションを傾ける予定でいます。
でも、結局は色々動いても儲からないのが実態ですから、トレンドがはっきりするまではちまちま動かず様子見に徹する、というのも悪くないと思います。
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