<今日の日本株>
週明け1月7日の日本株は、週末のアメリカ株急反発に伴い朝方から大きく上昇しました。その後は伸び悩んだものの、日経平均株価の終値は先週末比477円01銭高の20038円97銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大幅に反発しました。
値上がり銘柄3526に対し値下がり銘柄352と全面高の展開、昨年来高値更新銘柄は5、昨年来安値更新銘柄はゼロでした。
ADA指数はプラス7.3%となり、先週末のマイナス0.4%から上昇しました。25日移動平均線を超えた銘柄がポツポツと出てきましたので、それらを新規買いしたことなどによります。
<とりあえずどこまで戻るかを注視>
昨年来安値更新銘柄がゼロとなり、昨年末の下げの後の明確な反発局面に突入しています。
ただ、日経平均株価はじめとした株価指数や、個別銘柄の多くは25日移動平均線より株価が下に位置していて下降トレンドが継続しています。
基本的には、25日移動平均線を超える時期が早いほど「強い銘柄」といえますので、そうした銘柄を中心に新規買いをしていくつもりです。
一方、個人的には中長期的には株価は天井をつけ下げ相場に突入しているという認識ですので、あまり多くの金額を投入することはしません。
逆に、一旦全て買い戻した空売りを再び実行するタイミングを見計らっている状態です。
一番理想的なのは、多くの銘柄が25日移動平均線近くまで戻ってからの頭打ち、もしくは25日移動平均線を少し超えた後で下落に転じて移動平均線を割り込んだところを空売りする、という形です。
もし、戻りが鈍くすぐに下落に転じてしまうのであれば、無理して空売りをするのではなく、静観します。
国内、海外とも株価の変動が大きくボラティリティが高い状況です。順調な上昇相場ではこのようなことは起こりませんので、やはり日本株は天井をつけたと判断するのが妥当と考えています。
もちろん、上昇トレンドに転じる銘柄が増えてくればADA指数も上昇しますし買いポジションも膨らみますが、昨年9月下旬のように全力に近い強気を貫くことはしないと思います。
今は、上げ相場で取り損ねるリスクよりも、下げ相場で勝負して大きく負けるリスクの方をより重視しています。
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