<11月30日の日本株>
週末かつ月末だった11月30日の日本株は、上値こそ重いものの上昇し、日経平均株価の終値は前日比88円46銭高の22351円06銭でした。
TOPIXも上昇、最近強い動きが続くマザーズ指数も小幅上昇となりました。
値上がり銘柄2153に対し値下がり銘柄1518と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は29、年初来安値更新銘柄は10でした。
ADA指数は34.5%となり、前日の38.6%から少し低下しました。25日移動平均線を超えたもののすぐに失速する銘柄などがあったため、それらは売却しました。買いの方がだいぶ多い状態のロング・ショートのポジションになっています。
<10月に大きく下落した成長株の戻りが目立つ>
個別銘柄をみると、主に3つに分類できます。25日移動平均線を明確に超えて上昇を続けているグループ、25日移動平均線近辺にとどまっているグループ、そして25日移動平均線を超えられず下降トレンドが続いているグループです。
この中で、25日移動平均線を明確に超えて上昇を続けているグループは保有を続けるべきであり、次いで25日移動平均線近辺にとどまっているグループが明確に25日移動平均線を超えた場合は買いを考えるという形です。
ただ、世界各国の株価の動きなどを見る限り、全面的な強気となるにはリスクが高いので、投資可能資金のうちどれくらいを株式に投資するかのポジション調整により、リスク管理をしていくのが良いと思います。
ここ最近、10月ごろまで上昇が続いたものの10月の急落で大きく値を崩した銘柄が持ち直している動きが目立っています。
例えばソースネクスト(4344)、UUUM(3990)、MonotaRO(3064)、鎌倉新書(6184)などです。
もともと私の投資対象の中心は成長株でしたから、こうした銘柄が再度強い動きになるというのは歓迎する流れです。
あとは、相場全体の急落リスクとの兼ね合いで、投資資金をあまり大きくしないようにしています。現状では投資可能資金の3分の1ほどが株式に回っている状態であり、現状程度が今のところちょうどよいように個人的には思います。
株を買わずにおいて行かれるリスクと、株価が急落するリスク、どちらを重視するかによりスタンスが変わると思います。私は、どちらのリスクも重視しているので、結局は投資可能資金の3分の1ほどを投資することにより、どちらに転んでも致命傷を負わないようにしています。
この考え方をしていれば、株価が今後どう動いても自分の判断に妥協できると思います。いったいここからどうしていけばよいのか、と悩んでいる方にはお勧めできる考え方です。
当面はこの考え方で、上昇トレンドの株を保有し続ける予定でいます。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。