実態は明らかに下げ相場ー2018年11月14日の日本株

<今日の日本株>
11月14日の日本株は、朝方こそ日経平均株価が22000円を伺う局面もあったもののその後は上値が重い展開となり、終値は前日比35円96銭高の21846円48銭でした。
TOPIXも小幅上昇しましたが、マザーズ指数は1%ほどの下落となりました。

値上がり銘柄1326に対し値下がり銘柄2368と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は9、年初来安値更新銘柄は95でした。

ADA指数はマイナス12.7%となり、前日のマイナス8.9%から低下しました。25日移動平均線を割り込んだ保有株の売却および新規空売りを実行したことによります。買いより売りの方が強めのロング・ショートとなっています。

 

<好決算を発表しても上昇が長続きしない>
個別銘柄をみると、8割方は下降トレンドになっており、25日移動平均線がらみで粘っている日経平均株価とは異なる動きになっています。

最近強く感じるのが、25日移動平均線を超えて上昇トレンドになっても、それが長く続かず再度25日移動平均線を割り込んでしまうということです。
好業績を発表して株価が大きく上昇したにもかかわらず、すぐに失速し、25日移動平均線もいとも簡単に割り込んでしまう銘柄が後を絶ちません。

せっかく上昇トレンドになっても続かないということは、裏を返せば今は下げ相場だということです。

今週で決算発表シーズンが終わり、ヘッジファンドの顧客からの解約請求に伴う換金売りも峠をこえる時期です。逆に、それにもかかわらず来週以降株価が弱い動きを続けるのであれば、大いに警戒すべきと思います。

25日移動平均線を超えて新規買いしても結局すぐに損切りになり、非常にストレスがたまる相場環境ですが、売らなければ塩漬けになってしまいますので売るしかありません。

どうも最近うまく行かないという方は、いっその事売買を休んで様子見に徹するというのも1つの作戦かなと思います。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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