実態はボロボロー2018年9月12日の日本株

<今日の日本株>
9月12日の日本株は、朝方プラスで始まったもののすぐに下落に転じる動きでした。日経平均株価の終値は前日比60円08銭安の22604円61銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1067に対し値下がり銘柄2569と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は36、年初来安値更新銘柄は287にまで増加しています。

ADA指数はマイナス1.9%となり、前日の2.2%から低下しました。相変わらずロング・ショート戦略を取っていますが、買い銘柄の25日移動平均線割れ、売り銘柄の25日移動平均線超えを決済したり、新たに新規買いや新規売りをした結果です。戦略に変更はありません。

 

<中途半端な買いが命取りに>
個別銘柄を見ると、ラック(3857)、弁護士ドットコム(6027)、リクルートホールディングス(6098)など高値を更新している銘柄もあり、決して全面安とまではなっていません。

しかしながら、本日は年初来安値更新銘柄が287まで急増しています。日経平均株価だけをみると急騰後の一休みといったところで、25日移動平均線も超えていますが、これは完全なるまやかしです。

日本株はバリバリの下げ相場、個別銘柄はボロボロ、これがまぎれもない実態です。

このような状況では、特に下降トレンドの銘柄に下手に手を出すと、とんでもない目にあいます。

例えば不祥事報道をきっかけに下げがとまらないTATERU(1435)ですが、9月6日に6578万株という大量の売買がありました。
この時の株価は、安値467円~高値634円でしたが、寄り付きの600円近辺での売買が多かったはずです。

つまり、非常に多くの個人投資家(機関投資家や外国人投資家が不祥事で下がっているこの銘柄を買うとは思えませんので)が、「そろそろ下げ止まるだろう」「さすがに割安感が出てきた」という、なんとなくのフィーリングで9月6日にTATERU株を買ったのです。

ところがその後も株価が下げ止まることはなく、本日9月12日には330円まで値下がりしてしまいました。

9月6日に「割安だ」「下げ止まる」と思って買った個人投資家は、あっという間に40%~50%もの含み損をかかえてしまったのです。

年初来安値を更新している他の銘柄も、TATERU株ほどではないにせよ、下落途中に買っていたら、含み損が日々拡大するという状況になっているはずです。

たちが悪いのは、業績がよくPERも低い、つまり教科書的に見て「割安」な銘柄ほど値下がりが続いているという点です。

では、どう行動すればよかったのでしょうか?それは、私が日々実践し、書籍でもコラムでもブログでもメルマガでも繰り返し書いているように、例えどんなに好業績であっても、どんなに割安にみえても、株価が下降トレンドにある間は買わない、これを守るだけでよかったのです。

そろそろ下げ止まるとか、割安だと思って下げ途中の銘柄を買い進めていった個人投資家は、現在多額の含み損を抱え非常に厳しい状況になっていると思います。「そろそろ下げ止まってくれ」と神頼みに近い心境の方も少なくないでしょう。

しかし、株式市場とは非情なもので、神頼みをするような窮地に立たされた個人投資家が救われることはまずありません。さらに値下がりし、個人投資家が観念して投げ売りをして初めて、大底をつけるものです。

もちろん、明日以降株価が反発し、値下がりを続けている銘柄も上昇に転じるかもしれません。でもそうなったら、上昇トレンドに転じるのを待って買えばよいだけです。

下降トレンドになったらすぐ売らず、逆に買い進めるから苦しい立場に追い込まれるのです。こんな簡単で単純なルールなのに、守っていない個人投資家があまりにも多すぎます。

今はキャッシュを蓄え、嵐が過ぎるのを待ち、次のチャンスでキャッシュを投入できるよう備える時期です。日々増え続ける含み損におびえているようでは、株式投資で成功することはできません。

誰が何といおうと、評論家・専門家・プロと称する人たちがどんなに「買い時」「今が絶好のチャンス」といおうと、株価が下降トレンドの間は微動だにせず、上昇トレンドに転じるのを待ってから動く・・・このスタンスが、株式マーケットで生き残り、長い目で見て成功する投資家なのです。

 

================

【無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」】

~上位10%の投資家だけが知っている

教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

http://makenaikabushiki.com/lp_mail/

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事