明らかに動きが良くなったー2018年8月24日の日本株と来週の投資戦略

<今日の日本株>
週末8月24日の日本株は、後場に入り上値追いの動きとなり、日経平均株価の終値は前日比190円95銭高の22601円77銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2610に対し値下がり銘柄1032と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄34、年初来安値更新銘柄35でした。

ADA指数は22.3%となり、前日のマイナス0.6%から大きく上昇しました。株価が明確に反発した銘柄が多数生じたため、空売りの買い戻しを進めたほか、新規買いや買い直しも実行したことによるものです。
ADA指数のプラス転換は、8月10日以来、2週間ぶりのことです。

 

<日経平均株価は明確に25日移動平均線超え>
個別銘柄をみると、クスリのアオキホールディングス(3549)、リクルートホールディングス(6098)など高値更新銘柄が散見されたほか、ビジョン(9416)などのように高値更新に向かって明確に上昇をする銘柄も目立ちました。
さらに、しばらくの間下降トレンドが続いていたTOKYO BASE(3415)が明確に25日移動平均線を超えて上昇するなど、多くの銘柄に上昇、反発の動きがみられました。

日経平均株価は今日の上昇で明確に25日移動平均線を超えましたが、TOPIXはまだ25日移動平均線まで距離があります。マザーズ指数もだいぶ戻しましたが25日移動平均線まで至っていません。

日経平均株価のみならず、TOPIXやマザーズ指数も明確に25日移動平均線を超えてこなければ強気にはなれませんし、もっと言えばこれまで3回挑戦して跳ね返されている、日経平均株価の23000円超えを確認してから本格的に強気とすべきです。

しかしながら、株には先行銘柄というものがあり、高値更新となっている銘柄がすでに現時点でも存在し、25日移動平均線を超えてきた銘柄もかなり増加しているわけですから、そうした上昇トレンドにある銘柄については、指数の25日移動平均線超えや直近高値超えを待たずにしっかりと買っていく必要があります。

もちろん、相場全体的にはまだ大いなる強気をしてよいとまでは言えません。私は資金管理をしっかり行い、投資可能金額の30%程度に投資額を抑えたうえで、今後の推移を見守る、という形にしていくつもりです。

とにかく、純粋な空売りを多用するような守りの局面から、攻めの局面へ移行しつつあるという状況です。もちろん、ここで頭打ちになってしまうリスクもありますが、多少のリスクをとって少し攻めるべき局面であると思います。

 

 

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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