底打ちをうまく買えるのか?-2018年7月5日の日本株

<今日の日本株>
7月5日の日本株は、後場になり下げ幅を拡大する展開となりました。日経平均株価の終値は前日比170円05銭安の21546円99銭でした。
TOPIXも下落、マザーズ指数は4%近い大幅安となりました。

値上がり銘柄501に対し値下がり銘柄3290とほぼ全面安、年初来高値更新銘柄は2、年初来安値更新銘柄は542でした。

ADA指数はマイナス20.6%となり、前日のマイナス17.2%から低下しました。保有株のうち25日移動平均線を割り込んだものを売却等したためです。

 

<ピンポイントで狙わない>
個別銘柄をみると、高値更新となったものは皆無、一方で年初来安値更新銘柄が500超えとなるなど、まさに株式市場は向かい風が吹き荒れている状況です。

こんなときは、嵐に立ち向かうのではなく、嵐が過ぎ去るのをじっと待つのがセオリーです。

ここまで下落すると、「そろそろ底打ち」という論調が強まってきますし、実際そうなる可能性も高くなっているでしょう。
でも、100%そうなるわけではないですし、底打ちを狙うのは難しいのです。ピンポイントで底打ちを当てなければ、買った後さらに株価が下落し、損失がみるみる膨らんでしまいます。

個人的には、中途半端に下落途中で「底打ち近し」と買った個人投資家が投げ売りさせられるような恐怖感を覚える下落にならないと底打ちしない可能性も結構あるのではと思っています。

私は、25日移動平均線を超えてから買いますので、いつ底打ちしようが気になりません。当たらない底打ちの時期を無理に当てようとして失敗するより、こちらの方が気楽でよいと思いますが、いかがでしょうか。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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