<6月15日の日本株>
週末6月15日の日本株は、底堅い動きとなり反発しました。日経平均株価の終値は前日比113円14銭高の22851円75銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄1564に対し値下がり銘柄2115と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は100、年初来安値更新銘柄は79と、年初来安値更新銘柄がかなり増加しています。
ADA指数は74.9%となり、前日の75.2%とほぼ変わらずでした。上昇トレンドの銘柄を買い、下降トレンドの銘柄を売却し、トータルでほぼ変わらないという状態です。
<年初来安値更新銘柄の特徴>
個別銘柄をみると、インフォマート(2492)、弁護士ドットコム(6027)、グローブライド(7990)などが高値更新となっています。
私が主力としている内需系中小型成長株も概ね順調な動きで、ようやくここにきて日々利益が増加するようになってきました。
しかし一方で、年初来安値更新銘柄も数多く出ています。私は日々400銘柄ほどウォッチしていますが、そのウォッチ銘柄の中に年初来安値更新銘柄はほとんどないため、どのような銘柄が安値更新となっているのかをみてみました。
すると、特に特定の業種に偏っているという印象はありませんでしたが、機械株や電機機器株など製造業、かつ東証1部上場の比較的企業規模が大きい銘柄が多かったです。
先日、ある個人投資家の方と話をしましたが、こうした年初来安値更新銘柄をかなり保有していました。その理由を尋ねると、「業績も悪くないし、持っていればそのうち株価も上昇するはずだから」との答えでした。
でも、こうした考え方は非常に危険です。業績が良かろうが悪かろうが、株価が下がり続けているという事実を重視すべきです。現に安値更新しているということは、プロ投資家や外国人投資家はその銘柄を評価していない証拠だからです。
これからも、どの銘柄に投資するかにより、投資成績に雲泥の差がつくものと思います。そのとき、「そのうち上がるはず」と弱い銘柄にいつまでも固執するのではなく、強い銘柄を保有し、上昇トレンドに一緒に乗ることを心掛けるようにしてください。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。