全般は調整局面か?-2018年5月28日の日本株

<今日の日本株>
週明け5月28日の日本株は、朝方高かったもののその後は先週末の終値近辺で小動きとなりました。日経平均株価の終値は、先週末比30円30銭高の22481円09銭でした。
TOPIX、マザーズ指数は小幅安となりました。

値上がり銘柄1654に対し値下がり銘柄1942とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は56、年初来安値更新銘柄は110でした。

ADA指数は54.5%となり、先週末の60.2%から低下しました。下降トレンドに転じた銘柄の売却を進めたことによるものです。

 

<下降トレンド銘柄が日々増加する展開>
個別銘柄をみると、リンクアンドモチベーション(2170)、M&Aキャピタルパートナーズ(6080)、GMOインターネット(9449)、クスリのアオキホールディングス(3549)など、高値更新となる銘柄も少なくありませんでした。

しかし、年初来安値更新銘柄も100を超えている状況ですし、また下降トレンドに転じる銘柄も日々増加しています。基本的に、年初来安値更新銘柄の数が年初来高値更新銘柄の数を上回っているときは、マーケットは調整局面にあると判断されます。
こうした状況からすると、確かに年初来高値更新銘柄や上昇トレンド銘柄も少なくはないものの、全般的には調整局面にあり、利益を得にくい環境であると感じます。

ただ、一方で25日移動平均線からのかい離が大きく新規買いができなかった銘柄や、資金の都合上投資できなかった銘柄へ投資するチャンスでもあります。
もし、ここから強い相場になれば、現時点での買いは良いタイミングとなる可能性が高いからです。

私自身、下降トレンドに転じた保有株は売却するとともに、上昇トレンドをキープしていて25日移動平均線からのかい離が小さい銘柄は、無理のない範囲で新規買いしていく予定です。

 

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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