強い銘柄にはしっかり乗り続けるー2018年5月17日の日本株

<今日の日本株>
5月17日の日本株は、終日強い動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比121円14銭高の22838円37銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は2%超の上昇となりました。

値上がり銘柄2173に対し値下がり銘柄1498となり、各種指数が強い割には値下がりが多い印象でした。年初来高値更新銘柄は108と高水準をキープ、一方年初来安値更新銘柄も36ありました。

ADA指数は70.7%となり、前日の66.9%から上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いなどを実行したことによるものです。

 

<強い銘柄は一度降りたら戻れない>
個別銘柄をみると、デジタルアーツ(2326)、MonotaRO(3064)、ハウスドゥ(3457)、ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)、GMOインターネット(9449)など、すでに先日高値を更新した銘柄がさらに上値追いとなっているケースが目立ちます。

マザーズ指数も今日は大幅に反発していて、今後明確な上昇トレンド入りとなることを期待します。

さて、強い銘柄は一度上昇トレンドに入ると、しばらくの間上昇が続くことが良くあります。こうした銘柄を「そろそろ利食いしよう」と売ってしまうと、そこから買い直すことが非常に困難になります。その結果、保有を続けていたならば大きく取れたはずの利益を取り損ねてしまうのです。

例えばハウスドゥは6000円超えを達成した後、2日間で1割ほど下落しました。この動きをみて「もう天井だ」と判断して売ってしまった方もいると思います。

でも、その後株価は反発し、今日は高値更新となりました。おそらく、天井と判断して売った人は、ここから買い戻すことは心理的な面からも非常に困難と思います(すでに先の高値からの下落で「天井かも」と思ってしまっているため)

このような行動を繰り返す個人投資家の方は非常に多いです。でも、こうしたことを続けている限り、株式投資で大きな利益を得ることはできません。

株式投資で大きな利益を得るには、株価の上昇をしっかり取り切る必要があります。

そのために私が実行しているのが株価トレンド分析です。多少株価が大きく上昇しようと、25日移動平均線を割り込まない限りは保有を継続するのです。

今回のハウスドゥ株のケースも、株価が数日間下落しても、25日移動平均線を割り込むことはありませんでした。したがって、私はこの間保有しているハウスドゥ株を1株も売却していません。

小さい利益を積み重ねるという戦法で、満足のいく利益を出せる方なら別ですが、そうでない方は、できるだけ利益を伸ばすということを意識するようにしてください。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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