<今日の日本株>
5月16日の日本株は、終日弱い動きとなったもののの売り込まれるまでには至らず、日経平均株価の終値は前日比100円79銭安の22717円23銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1415に対し値下がり銘柄2233と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は100、年初来安値更新銘柄は46でした。
ADA指数は66.9%となり、前日の72.2%から低下しました。決算発表等により25日移動平均線を割り込んだ銘柄を売却したことが主な理由です。
<決算発表後の個別銘柄の株価の動きに要注目>
個別銘柄をみると、デジタルガレージ(4819)、GMOインターネット(9449)、クスリのアオキホールディングス(3549)、マニー(7730)、グローブライド(7990)など、高値更新となる銘柄も数多くありました。
一方、年初来安値を更新する銘柄も少なくなく、決算発表による影響がまだ続いています。
3月決算企業の本決算発表や、6,9,12月決算企業の四半期決算発表が終わり、ここから銘柄ごとの選別が強まってくると思われます。
結局は、プロ投資家や外国人投資家がどの株を買うかが重要になってきます。彼らが買ってこないと、株価は上昇しないからです。
決算発表を終えた銘柄の中には、増収増益の予想になっているにもかかわらず、株価が上がらなかったり、中には大きく下がっているものも少なくありません。
こうした銘柄を、投資情報サイトでは「好決算でも株価がまだ上昇していないから買いのチャンス」として紹介していますが、私は決してそうは思いません。
私からの目から見て好決算でも、プロの目から見て好決算でなければ株価は上昇しません。
ですから、好決算の銘柄であっても、私は上昇トレンドになるまでは手を出さないようにしています。プロ投資家や外国人投資家が買ってくれば必ず上昇トレンドになるわけですから、下降トレンドにあるうちは、どんなに割安に見えたたとしても手をだすべきではないと思っています。
株価が安いか高いかを決めるのは、私たち個人投資家ではなくプロ投資家や外国人投資家であり、私たちはそれに追随していけばよい、こう考えれば気が楽になるのではないでしょうか。
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