<今日の日本株>
4月10日の日本株は、朝方安く始まったものの、そこから一気に上昇に転じました。後場はやや重い動きとなったものの、日経平均株価の終値は前日比116円06銭高の21794円32銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄1987に対し値下がり銘柄1645とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は83、年初来安値更新銘柄は76でした。
ADA指数は48.3%となり、前日の46.1%からやや上昇しました。空売りをしていた銘柄が25日移動平均線を超えて上昇したため買い戻しをしたことなどによるものです。
<上昇してはいるが・・・>
個別銘柄をみると、ハウスドゥ(3457)、マニー(7730)など、高値更新している銘柄も多いものの、一方で安値を更新する銘柄も結構あります。
日経平均株価自体も、25日移動平均線を明確に超えつつはあるものの、まだ上昇トレンド入り濃厚と言えるまでの動きにはなっていません。
今日感じた動きとしては、高値更新が続いていた内需系高成長中小型株の多くの株価が下落していたことです。その一方で、弱い動きが続いていて下降トレンドにある銘柄の上昇が目立ちました。
また、RIZAPグループ(2928)やペッパーフードサービス(3053)など、高値を付けてからしばらくの間調整が続いていた銘柄の持ち直しの動きもあります。
このように、銘柄によってバラバラの動きであると同時に、今日の動きは強い銘柄が相対的に弱く、弱い銘柄が相対的に強くなっていて、非常にやりにくい相場環境になっています。
まず、業績が悪化していないにもかかわらず株価が調整を続けていた銘柄の持ち直しについては、適切なタイミング(25日移動平均線超え直後)で引き続き買っていきたいと思っています。
また、昨年の秋口のように、日経平均株価がスルスルと上昇する一方、内需系高成長中小型株の動きが悪くなり、全く利益が取れない相場が再度訪れる可能性があるため、それを回避するため日経平均先物の買いを行っていきます。
あとは今まで弱い動きが続いている銘柄の25日移動平均線超えをどうするかです。私は多少は買ってみますが、それを本命にすることは今のところ考えていません。
ただし、今後物色対象が変わることも十分考えられますから、それはここからの各銘柄の株価の動きをみながら臨機応変に対応していきたいと思います。
国内の政局の問題もあり、積極的には動きにくい雰囲気ですが、それでも株価が上昇トレンドに転じる銘柄が日々増えていくような相場環境になれば、それに順じて攻めていかなければならないと思っています。
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