<今日の日本株>
4月4日の日本株は、朝高後、一時マイナスに転じるものの引けにかけて再び持ち直す動きとなりました。
日経平均株価の終値は前日比27円26銭高の21319円55銭でした。
TOPIXも小幅上昇でしたが、マザーズ指数は1%超の下落となりました。
値上がり銘柄2236に対し値下がり銘柄1427と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は91、年初来安値更新銘柄は46でした。
ADA指数は41.8%となり、前日より上昇しました。25日移動平均線を新たに上回った銘柄への新規買いなどをしたことによります。
<方向感が明確になるまでは無理をしない>
個別銘柄を見ると、ハウスドゥ(3457)、ダイト(4577)、アイ・アールジャパンホールディングス(6035)、日本動物高度医療センター(6039)など高値更新となる銘柄も目立ちました。
一方、安値更新となる銘柄も相当数あり、相変わらずの二極化相場となっています。
さて昨晩のNYダウは、一時500ドル超値下がりしたものの終値では200ドル高と、激しい値動きとなっています。
最近のアメリカ株は、値動きが大きくなっている傾向にあります。
上下の値動きが大きくなっているということは、投資家の間に先行きに対する迷いがあるということであり、一般的には大きな下げに注意すべき局面となります。
日本株についても、日経平均株価は2月以降下降トレンドが続いており、これが明確な上昇トレンドに転じるまでは、無理をすべきではないと思います。
もちろん、高値更新となる強い銘柄も数多くありますから、それらの銘柄には弱気をする必要は全くありませんが、投資可能資金の大部分を投じるような勝負の局面ではないことは確かです。
株価が上下に大きく変動するようなときは、余計な売買をすると結局は損失が積み重なってしまいがちです。
明確な買いタイミングではなく判断に迷うような場合は、買いを見送ったり、予定数量の半分の買いにとどめるなど、逆の目が出た場合に損失が膨らまないようにしておくことが望まれます。
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