移動平均線割れ銘柄続出ー2018年3月19日の日本株

<今日の日本株>
週明け3月19日の日本株は終日弱い動きとなり、日経平均株価の終値は先週末比195円61銭安の21480円90銭でした。
TOPIXも下落、マザーズ指数は3%近い大幅安となりました。

値上がり銘柄712に対し値下がり銘柄3066と全面安に近い動き、昨年来高値更新銘柄は22、昨年来安値更新銘柄は23でした。

ADA指数は49.2%となり、先週末の64.1%から大きく低下しました。保有株に25日移動平均線割れの銘柄が続出し、売却を進めたためです。

 

<売って買い直すか、売らずに塩漬けか>
個別銘柄をみると、パーソルホールディングス(2181)、エラン(6099)、青山財産ネットワークス(8929)など高値更新となった銘柄もありますが、ごく少数です。

逆に、25日移動平均線を割り込む銘柄が多く、ウォッチ銘柄全体をみても下降トレンドの銘柄が圧倒的に多くなってきました。

昨晩のニューヨーク市場でもアメリカ株が大きく値を下げていますし、ここからさらに株価が下落するようであれば、保有株を売却してポジションを小さくし、守りに徹することになりそうです。

 

ところで、私は今後先高感がどんなに強かろうが、25日移動平均線を明確に割り込んだ銘柄はいったん売却します。そうすれば、そこから大きく下落した場合、損失を最小限に食い止めることができますし、逆に反発したならば買い直せばよいからです。

でも、「今の調整は一時的」「ファンダメンタルの良さを考えれば押し目買いのチャンス」「株価の下げは今週まで」などという投資の「プロ」の人たちのいい加減なコメントを頼りに、保有株が25日移動平均線を割り込んでも保有を続けているとどうなるでしょうか?

もし思惑通り、株価が反発して上昇に転じればよいですが、株価が下げ止まらずどんどん下落していった場合、含み損が膨らみ、塩漬け状態になってしまいます。

言わずもがなですが、個人投資家はこれまでも売るべきところで売らずに保有を続けたため、大きな損を被っているのです。

株式投資で負けないためには「大きな損失をしないこと」。そのためには、移動平均線を割り込んだら保有株を売り、再度超えてきたら買い直すだけです。

たったこれだけで自分の大事な資産を大きく目減りさせずに済むのに、ほとんどの個人投資家が実行できていません。その結果、90%の個人投資家が負けているのです。

2月の急落で痛い思いをした方は、同じ失敗を繰り返さないようにしてください。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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