<今日の日本株>
月末1月31日の日本株は、一時上昇する局面もありましたが引けにかけて急落し、日経平均株価の終値は前日比193円68銭安の23098円29銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1044に対し値下がり銘柄2685と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は74、昨年来安値更新銘柄は4でした。
ADA指数は59.9%となり、前日の62.1%から低下しました。下降トレンド転換の銘柄の売却をしたのが主な要因です。
<調整局面は保有株を売るだけではない!>
個別銘柄をみると、エス・エム・エス(2175)、ユニバーサルエンターテインメント(6425)、イー・ギャランティ(8771)など高値更新の銘柄も散見されるものの、多くは下落しました。
25日移動平均線を割り込む銘柄も相次いでおり、そうした銘柄はいったん売却してしっかりと守りを固めるべきときです。
ところで、株価が調整している局面では、保有株のうち25日移動平均線を割り込んだ銘柄を売却することになるわけですが、実はやるべきことはそれだけではありません。
調整局面であっても、個別銘柄の動きはまちまちで、25日移動平均線を割り込んでしまう銘柄もあれば、割り込まずに調整局面を終え、再び反発に転じるものもあります。
ここで狙うべきなのは、上昇局面において資金の関係上買うことができず、その後株価が大きく上昇してしまった銘柄の調整局面です。
もちろん、25日移動平均線を割り込んでしまえば買えませんが、25日移動平均線の上に株価があり、かつ25日移動平均線に接近してくるところを新規買いするのです。
イメージとしては、25日移動平均線からのかい離率が20%あり、新規買いできないところから株価調整が進み、かい離率が5%以下になったところで新規買いする、という感じです。
どうしてもこの銘柄は買っておきたい、というものならばかい離率10%以下まで下がって来たら買ってもよいと思います。
つまり、調整局面で行うべき作業は、「保有株の25日移動平均線割れを売却」と「持っていない株が25日移動平均線に近づいてきたところを買う」ということになります。
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