<今日の日本株>
1月30日の日本株は大きく下落し、日経平均株価の終値は前日比337円37銭安の23291円97銭でした。日経平均株価は25日移動平均線を割り込みました。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄650に対し値下がり銘柄3135とほぼ全面安に近い展開、昨年来高値更新銘柄は84、昨年来安値更新銘柄は4でした。
ADA指数は62.1%となり、前日の75.9%から大きく低下しました。保有株に25日移動平均線を割り込むものが相次いだため、それらを売却したことによるものです。
<「なんとなく」では絶対に買わない>
個別銘柄をみると、ショーボンドホールディングス(1414)、スター・マイカ(3230)、ユニバーサルエンターテインメント(6425)など高値更新となっている銘柄も散見されるものの、大きく下落した銘柄の方が圧倒的に多い状況でした。
現状、明確な上昇トレンドになっているのは全体の2~3割といった印象です。
株価というものは、いつ長期間の下落に転じてもおかしくないものです。でも、25日移動平均線を割り込んだら売却、というクセをつけておけば、どんなに下落しようが怖くありません。
ところが、投資情報サイトを見ると、「そろそろ下げ止まり!買いのチャンス」などと発言する「投資のプロ」が何人も表れています。
日経平均株価が25日移動平均線を割り込んだこともあり、私はここから下落が進展する可能性もあると思っていますし、そうなったときにできるだけ損失を小さくするために25日移動平均線を割り込んだ銘柄は売却するようにしています。
でも、今がチャンスだから買い、という「プロ」の発言は、そうしたことは無視しているようにしか思えません。
私のやり方は、ここから株価が下がっても損失を最小限に抑えることができます。一方、「投資のプロ」に従ってここから買い向かい、さらに株価が下がったらどうなるか・・・言わなくてもお分かりでしょう。
私は、「いかに大きく負けないか」をとても重視しています。株式投資というのは、たった1回の大失敗で、取り返しのつかないダメージを負ってしまうからです。
このタイミングで「買いのチャンス」などと、新規買いをどんどん進めようとする投資家は、仮にたまたま今回はうまく行ったとしても、それを繰り返しているうちに大きな失敗に巻き込まれます。
だから、なんとなくそろそろ下げ止まりそう・・・というような、感覚的な売買は絶対にしてはいけないのです。
いつ下げ止まるかなど、誰にも分からないのですから、25日移動平均線などの客観的な指標を使って、機械的に売買のタイミングを計るべきです。私はそうして20年生き残ってきました。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。