<今日の日本株>
11月2日の日本株は上昇し、日経平均株価の終値は前日比119円04銭高の22539円12銭でした。TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄1654に対し値下がり銘柄1984とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は315と相変わらず高水準でした。年初来安値更新銘柄は10でした。
11月2日のADA指数は73.0%となり、前日の80.7%から低下しました。これは、決算発表等により25日移動平均線を割り込んだ銘柄を処分した一方、その資金を他の銘柄に振り分けなかったためです。
決して弱気に転じたわけではなく、最近ADA指数がマックスの数値になっていたため、これを機に少し資金枠を空けておこうと考えました。
<多くの個別銘柄が上昇トレンド継続>
個別銘柄をみると、確かに決算発表により下降トレンドに転じるものも散見されるものの、基本は強い銘柄が多数を占めています。
絶好調のRIZAPグループ(2928)をはじめ、アウトソーシング(2427)、ローム(6963)、アイ・アールジャパンホールディングス(6035)などが高値更新、さらには建設株の多くが高値更新となっていました。
強気の姿勢から弱気に変化させるような兆候は、今のところ全くと言ってよいほど表れていません。
ペッパーフードサービス(3053)は上昇トレンドに転じてから株価が3倍以上になりましたし、RIZAPグループも2倍になりました。
こんなに良い環境が続いているのに、10%、20%上昇しただけで売ってしまうなんて、勿体なさすぎます。上昇トレンドが続く限り保有を続け、できる限り利益を伸ばすことがコツとなります。
<外国人が買い、個人投資家が売る間は安心?>
東京証券取引所のホームページには、「投資部門別売買状況」というものが載っています。これをみると、外国人投資家、個人投資家、投資信託などといった分類ごとに、1週間でいくら日本株を買い越した(もしくは売り越した)かが分かります。
直近2週間のデータをみると、非常に興味深い事実が分かります。
この2週間で、個人投資家はなんと日本株を1兆1000億円も売り越しているのです。対して外国人投資家は逆に日本株を1兆1000億円買い越しています。
アベノミクス相場初期も同様でしたが、外国人投資家の買いに対して個人投資家が売り向かい、結果として株価が大きく上昇していきました。
私は、今のような、外国人投資家が大量に買い越し、個人投資家が大量に売り越している状況だと、安心して株を買うことができます。なぜなら、このような状況にあるときこそが、日本株で最も利益を得やすい時期だからです。
そして、最終的には高値で個人投資家が買い越し、外国人投資家が売り越して相場が終わることが多いです。
もちろん、基本的には売買タイミングは株価のトレンドに応じて計るべきですが、足元の方向性を探る意味では、投資部門別売買状況をチェックしておくことをおすすめします。
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