<今日の日本株>
10月26日の日本株は上昇し、日経平均株価の終値は前日比32円16銭高の21739円78銭でした。TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
昨日連騰記録が16でストップしましたが、そこから崩れるような気配は今のところ感じられません。
値上がり銘柄2048に対し値下がり銘柄1548と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄はだいぶ減ったものの147、年初来安値更新銘柄は4でした。
今日のADA指数は76.5%となり、前日の77.3%とほぼ変わらずした。ここ最近は、下降トレンドになった銘柄を売り、上昇トレンドの銘柄を買うという銘柄入れ替えが中心で、その結果ADA指数が最大でも80%程度になるよう調整しています。
もちろん個別銘柄により値動きは異なりますが、日本株全体として弱気になるような兆候は今のところ感じられません。
<証券株の動きに要注目>
個別銘柄をみると、日精エー・エス・ビー機械(6284)、安藤・間(1719)、山一電機(6941)、前田工繊(7821)など今日も高値更新となる銘柄は数多くありました。
また、大和証券グループ本社(8601)が決算発表を受けて大きく上昇したのをはじめ、証券株が軒並み強い動きでした。
もし、ここから日本株がバブル相場になり、日経平均株価が25000円、30000円と駆け上がるようならば、業績に大きなプラスとなる証券株の上昇は固いです。まだ立ち上がりの段階で本格上昇には至っておりませんが、日足ベースで上昇トレンドであることは間違いないので、私は今日も少し買い増しをして、さらなる上昇を期待することとしました。
一方、クラリオン(6796)など25日移動平均線を明確に割り込む銘柄もあり、こうしたものはしっかりと売却しておく必要があります。
何だかんだいっても二極化相場が続いていて、ここまで日経平均株価が上昇しているのに個別銘柄の3割ほどは下降トレンドにあります。
イメージとしては、上昇トレンドの銘柄のみ保有、下降トレンドになったら売却して、その資金で他の上昇トレンド銘柄を買う・・・といった感じです。
弱気になるのは、多くの銘柄が下降トレンドに転じてからで遅くありません。攻め際、引き際を誤ると、大きな利益を取ることができませんよ。
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