<今日の日本株>
10月3日の日本株は、朝から引けにかけ上昇を続け、日経平均株価は大幅高で年初来高値を更新しました。日経平均株価の終値は前日比213円29銭高の20614円07銭でした。
TOPIXも年初来高値更新となりましたが、マザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄2163に対し値下がり銘柄1452と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は180、年初来安値更新銘柄は1でした。
今日のADA指数は77.2%となり、前日の79.6%からやや低下しました。25日移動平均線を割り込んだ保有株がいくつかあったため、それらを売却したことによるものです。強気であることに変わりはありません。
<内需系中小型好業績株以外にも高値更新相次ぐ>
個別銘柄をみると、ペッパーフードサービス(3053)など、内需系中小型好業績株の高値更新が相変わらず目立ちますが、それ以外の銘柄(東証1部の大型株や輸出関連株など)も年初来高値を更新する銘柄が多く出ています。
例えば古河電気工業(5801)、サカタインクス(4633)、アドバンテスト(6857)、ノジマ(7419)などです。
これらの銘柄に共通することは、月足の株価チャートをみると、おおむね右肩上がりに株価が上昇しているものが多いという点です。
結局、今買われている銘柄は、内需系中小型株であろうが東証1部の輸出関連株であろうが、長期的に見て株価の上昇が続いているものが中心、つまり二極化相場が続いていることに変わりありません。
今は相場全体が強いですから多くの銘柄が上昇トレンドにありますが、長期的に上昇を続けていない銘柄は、株価が伸び悩んでいるケースが多いです。
変化の兆候が出てくればまたお伝えしますが、今のところは月足チャートベースで右肩上がりの上昇を続けている銘柄を中心に手掛けている点は従来通りです。
<日経平均株価が大幅上昇しても個別銘柄は?>
ところで、今日は日経平均株価が大幅上昇して年初来高値を更新しましたが、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数をみると、かなりの数の値下がり銘柄が出ていることが分かります。
私自身、今日の相場ではあまり利益が出ませんでした。
このように、日経平均株価が大きく上昇しても自分の持ち株は上がらない、という現象は良く生じます。こうしたことに備え、私は日経平均先物を買っています。そうすれば、日経平均株価自体の上昇の恩恵を受けることができるからです。
日経平均先物以外でも、日経平均株価に連動するETFなどでもよいと思います。
とにかく、日経平均株価が大きく上昇しても利益が得られないとストレスがたまり、精神衛生上も良くありません。個別銘柄が上昇しても、日経平均株価が上昇しても利益が出るような体制を構築しておくとよいと思います。
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