2016年8月前半のADA指数

8/1  40.8%
8/2  37.6%
8/3  27.2%
8/4  10.5%
8/5  10.8%
8/8  24.5%
8/9  31.3%
8/10  33.3%
8/12  49.2%
8/15  47.9%

これまでの内需系・好業績の高成長銘柄が軟調な動きだったので買いを外したりツナギ売りをした半面、外需系低PER銘柄など、7月上旬を底値に上昇を続けている銘柄に上昇トレンド転換したものが相次いだため、資金をそちらにシフトした動きが続きました。
足元では、上昇トレンドに転じた銘柄がかなり増えてきています。私の感覚だと30%ほどの銘柄は上昇トレンドにあります。
現状の50%近いADA指数は少し買いすぎの感がありますが、これ以上ADA指数を大きく上昇させないよう、銘柄入れ替えも含めて「やや強気」程度で推移させるつもりです。
もし、調整中の内需系・好業績の高成長銘柄が再度上昇トレンド入りし、7月上旬底値銘柄も順調に上昇トレンドで推移するならば、さらに強気で取り組む予定ではあります。
世界中が混沌としているマーケットの状況が今後も続きますから、決して将来の動きを決め打ちすることはせず、マーケットのトレンドに素直についていくことにします。
いつの時代も、マーケットの動きに逆らい、自分の予想が正しいと過信して行動する個人投資家は最後には大損をしてマーケットから退場させられます。退場させられずに生き残っていれば、やがて来るチャンスをつかみ取ることができます。だから大損を避けることが何よりも重要なのです。

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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