<今日の日本株>
2月23日の日本株は、昨日のアメリカ株の大幅高を受け、朝方こそ高くなったもののその後は売りに押され、日経平均株価は前日比59円00銭安の16052円05銭で引けました。
今日のADA指数は26.1%となり、前日の31.2%から低下しました。中途半端な強さの銘柄はいったん外し、しっかりとした動きの銘柄のみを残すようにしました。
<もう一度下値を目指す動きか?>
昨日の動きからは、少なくとも強い銘柄については上値を追っていくことができそうだ、と期待していたのですが、さっそく出鼻をくじかれました。昨日大きく上昇した銘柄の多くが本日は大きく下落し、昨日の利益が今日だけで吹き飛んだ格好です。
今日の日経平均株価の高値は16350円38銭で、そこから300円下がって引けたわけですが、個別銘柄の動きは、日経平均株価とは比べ物にならないほどズルズルと値下がりしたものが目立ちました。
日経平均株価は16日の16341円56銭、18日の16337円59銭、そして今日の1635038銭と、16350円どころでことごとく跳ね返されて売り浴びせが起こっています。ヘッジファンドがさらなる下値を狙って売り込んでいるような印象も受けます。
私自身、上昇トレンドに転換したかな?と思って新規買いした銘柄がことごとく失速し、損切りの憂き目に遭っています。明確な上昇トレンドへの移行が確認できるまでは、下手に動くより、何もしないほうが良いのかも知れません。
まず、日経平均株価が16350円どころを終値ベースでしっかりと抜けることが最低条件です。それまでは不安定な動きが続きそうな気がします。
足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。