<ADA指数とは?>
今年の夏ごろから、「ADA指数」なるものを毎日集計していました。といっても大したものではなく、私の保有株の取得価格の合計が、投資可能資金に対してどれくらいのパーセンテージにあるかを日々集計したものです。
<ADA指数の見方>
例えば、ADA指数が50%なら、投資可能資金の半分を日本株に投資していると考えてください。
ADA指数は100%を超えることや、マイナスになることもあります。100%を超える場合とは、信用買いなどを組み合わせ、投資可能資金以上の投資をしているようなときです。ただ、今はそこまでの無茶はしません。
逆にマイナスになる場合とは、ツナギ売りや空売りの増加により、売りの方が買いより大きくなっているときです。
ADA指数が高いほど、私が株式により多くの資金を投入していることを示し、逆にADA指数が低いほど、株式の保有を減らしキャッシュポジションを高めていることを示しています。言い換えれば、ADA指数が高ければ強気、低ければ弱気であるということです。
<私の投資スタンスの「傾向」を示すもの>
取得価格ベースで計算しているため、買いの方が売りより多くてもADA指数がマイナスになることもありますが、私の投資スタンスが強気、弱気のどちらに傾いているかの傾向を知るためのものだとご理解ください。
また、あくまで「傾向」を表した指数ですので、時系列でグラフ化してもあまり意味がないと思います。そのため、ひとまずは過去のデータや今後の数値をブログ本文中で列挙していく予定です。
ちなみに、12月15日のADA指数は20.4%です。12月2日の79.2%から、相場環境の悪化に伴い急速に保有株を減らした結果です。
足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。