日経平均株価上昇も実質的には下落かー2025年10月2日の日本株

10月2日の日本株

10月2日の日本株は、日経平均株価が寄り付き上昇後上げ幅を縮める局面もあったものの、後場再び上昇しました。日経平均株価の終値は前日比385円88銭高の44936円73銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数は下落しました。

値上がり銘柄1618に対し値下がり銘柄2439と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は30、年初来安値更新銘柄は27でした。

ADA指数は22.9%となり、先週末の50.2%から大きく低下しています。今週に入ってから実質的に下げ相場入りしており、移動平均線割れの保有株を売却したことによりポジションがかなり縮小しました。

下降トレンド銘柄が増加

日経平均株価は、ソフトバンクグループ(9984)や、東京エレクトロン(8035)など、影響度が高い銘柄の大幅高により上昇しましたが、実態は下落しているTOPIXの動きに近いと思います。

実際、上昇トレンド銘柄は全体の4分の1ほどまで下落、プライム市場銘柄に限っては上昇トレンド銘柄は2割ほどしかありません。

上昇相場の末期は、個別株がすでに下がっているのに、日経平均株価はなぜか強いという状況が良く生じますから、今回も同様の動きになる可能性があり、十分に注意が必要です。

また上昇トレンドに転じたら買い直せばよいので、今は無理をせず、上昇トレンド銘柄のみを保有して下降トレンドに転じたら一旦売却することで、大きな損失を避けることが望ましいと感じます。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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