6月24日の日本株

6月24日の日本株は、寄り付き大きく上昇し日経平均株価は39000円をうかがうもののその後は伸び悩みました。それでも終値は前日比436円47銭高の38790円56銭と大幅高となりました。
TOPIX、東証グロース市場250指数も上昇しましたが上昇率は日経平均株価に大きく劣りました。

値上がり銘柄2715に対し値下がり銘柄1289と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は72、年初来安値更新銘柄は5でした。

ADA指数は45.4％となり、前日の44.5％から少し上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いを少量行ったことによるものです。基本的なポジションの変更は行っていません。

日経平均株価が強い

個別銘柄をみると、引き続き二極化の状況となっていて、強い銘柄は上昇トレンドをキープ、弱い銘柄は下降トレンドをキープ、というのが基本です。ただ、東証プライム銘柄に、強い銘柄が増加しつつあるという傾向があります。
日経平均株価が強いというのも原因にあると思いますが、日経平均株価だけ強く、個別銘柄が上がらないというケースはよくありますので、引き続き個別銘柄ベースでの変化の兆候の有無を確認していきたいと思います。
日経平均株価が強い場合は、日経平均先物への投資も大いに有効と思います。そうすれば個別株にかかわらず、日経平均株価の上昇の恩恵を受けられますので。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。