5月30日の日本株

5月30日の日本株は、寄り付きから大きく下げて始まり、引けにかけやや戻したものの大幅安となりました。日経平均株価の終値は前日比467円88銭安の37965円10銭でした。
TOPIXも下落しましたが、東証グロース市場250指数は上昇しました。

値上がり銘柄2271に対し値下がり銘柄1740とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は87、年初来安値更新銘柄は6でした。

ADA指数は41.8％となり、前日の42.5％から少し低下しました。株価下落銘柄を一部売却したことによるものです。

日経平均株価は頭打ち・東証グロース市場250指数が強い

個別銘柄をみると、引き続き25日移動平均線超え銘柄はじわじわ増加していますが、5月12日のピークにはまだ及ばない水準です。

日経平均株価は5月13日の高値を超えることができずに反落しており、先物は37680円まで下がっています。ここからは25日移動平均線割れとなり本格的な調整局面になるのか、それともしばらく横ばいで推移するのか、どちらになるのか株価をしっかりウォッチしていく必要がありそうです。

東証グロース市場250指数が押し目らしい押し目を作らないので、私自身グロース市場250指数の先物買いを飛びついて行いました。明らかに日経平均株価より強いので、ある程度は成長株を保有し、株価上昇の恩恵に乗りたいものです。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。