5月27日の日本株

5月27日の日本株は、寄り付き下げて始まったものの引けにかけて上昇に転じ、日経平均株価の終値は前日比192円58銭高の37724円11銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も上昇、特に後者は2％近い上昇となりました。

値上がり銘柄2725に対し値下がり銘柄1250と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は67、年初来安値更新銘柄は4でした。

ADA指数は41.9％となり、前日の37.3％から上昇しました。成長株など、上昇トレンド銘柄を新規買いしたことによるものです。

引き続き個別銘柄は強い動き

個別銘柄をみると、本日も25日移動平均線超え銘柄は増加していますが、それ以上にもともとの上昇トレンド銘柄の強い動きが目立っています。とくに成長株にその傾向が強く、東証グロース市場250指数の大幅上昇がそれを物語っています。

夜間の日経平均先物が38300円まで上昇していて、5月13日の高値に近づいてきました。もしこれを明確に抜けてくるようであれば、日経平均株価の40000円回復も見えてきます。その意味ではここから数日は正念場といえましょう。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。