4月21日の日本株

4月21日の日本株は、寄り付きから下落しその後も終日軟調な動きとなりました。日経平均株価の終値は先週末比450円36銭安の34279円92銭でした。
TOPIXも下落、東証グロース市場250指数は小幅下落となりました。

値上がり銘柄1871に対し値下がり銘柄2202とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は147、年初来安値更新銘柄は1でした。

ADA指数は14.4％となり、先週末の15.0％とほぼ変わらずでした。株価下落銘柄を少量売却した程度です。

上昇トレンド転換の個別銘柄は増加傾向に

個別銘柄をみると、日経平均株価が大きく下落した割には値上がり銘柄が半数近くに達していて、年初来高値更新銘柄もかなりの数が出ています。

25日移動平均線超えの銘柄も4割ほどに達していて、日経平均株価はまだ25日移動平均線を割り込んでいますが、実態は徐々に上昇トレンドに近づきつつあるという形です。
安く買えているものは保有するとともに、上昇トレンド転換銘柄についても新規買いのタイミングを計っていくのがよいでしょう。ただ、個人的にはあまりポジションは膨らませすぎないようにしたいと思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。