4月1日の日本株

4月1日の日本株は、寄り付き高く始まったものの上値も重く売り物に押され、日経平均株価の終値は前日比6円92銭高の35624円48銭でした。
TOPIXも小幅高、東証グロース市場250指数は2％を超える大幅安となりました。

値上がり銘柄1697に対し値下がり銘柄2316と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は33、年初来安値更新銘柄は91でした。

ADA指数は18.7％となり、前日の32.9％から大幅に低下しました。株価下落により移動平均線割れが明確となった保有株を売却したことなどによるものです。

無理をせず様子見

個別銘柄をみると、全体の3分の1ほどが25日移動平均線超えとなっていますが、先週水曜日あたりでは全体の4分の3ほどが25日移動平均線超えをしていたことからすると、一気にマーケット環境が悪化した感があります。

日経平均株価も25日移動平均線の下にありますし、個別銘柄も多くの銘柄が下降トレンドになっているわけですから、下手に手を出さず様子見に徹した方がよさそうです。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。