3月5日の日本株

3月5日の日本株は、前場弱含みだったものの後場に入り日経平均株価はプラス圏で推移しました。終値は前日比87円06銭高の37418円24銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、東証グロース市場250指数は下落しました。

値上がり銘柄2389に対し値下がり銘柄1592と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は36、昨年来安値更新銘柄は15でした。

ADA指数は14.0％となり、前日の16.4％からやや低下しました。保有株のうち、値下がりして下降トレンドに転じたものを売却したことなどによるものです。引き続きポジションは抑えめにして様子見を続けています。

プライム銘柄が買われている

個別銘柄をみると、昨日に引き続きIHI（7013）が高値更新となるなど、本日もいわゆる重工系銘柄が買われています。また、全体的に見るとプライム銘柄が強く、逆にグロース銘柄は弱いという状態です。

東証グロース市場250指数も一時上値追いを期待していたのですが急速にしぼんでしまっていますし、グロース銘柄も全体の6割ほどが25日移動平均線を割り込んでいます。

銘柄により値動きがまちまちのため、上昇トレンドの強い銘柄のみ保有継続し、下降トレンドになったら速やかに売却しないと、その後のさらなる下落で塩漬け株をつくってしまうことになりますので十分注意しましょう。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。