1月20日の日本株

週明け1月20日の日本株は、寄り付きから上昇して日経平均株価は一時39000円超えとなりました。終値も先週末比451円04銭高の38902円50銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も上昇しました。

値上がり銘柄3013に対し値下がり銘柄1048と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は7、昨年来安値更新銘柄は6でした。

ADA指数は22.5％となり、先週末の9.0％から大きく上昇しました。株価上昇に伴い空売りの買戻しや、新規買いを行ったことによります。

ボックス下限からの初動か？

個別銘柄をみると、25日移動平均線を新たに超える銘柄が東証プライム銘柄だけでも150以上出ており、1月17日の日経平均株価の下ヒゲでボックスの下限に到達した後の反発、という状況です。

ボックス下限からの初動といえますが、このボックスは2500円程度の幅しかなく、すでにボックス下限から1000円近く上昇していますから、安易に高値でつかまないようにする必要があると感じます。

ボックス相場では、下限からある程度戻した後は、買い場にはならないことが多く、ボックスから上方向に抜けたところでの買いを検討する、という形です。

今のところはボックス相場圏内ですから、あまりちょこちょこ動いて余計な損切りを増やさないようにするのが良いと思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。